ESL/AAE/City College

American Academy of English/AAEでの最後の授業

7ヶ月間、お世話になった英語学校が今日で終了しました。
先のSpring Semesterの、自分の英語の腑甲斐なさに
愕然として、藁にもすがる思いで、AAEの門を叩いたのでした。


そこで、本当にお世話になったのが、クラスの先生のBali。
サンフランシスコ州立大学院でTESOL(英語教授法)を修め、
フランスへの留学経験もあり、だからフランス語ができるのはもちろん、
聞き取りだけならスペイン語も不自由しないという先生です。
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本当に、サンフランシスコライフで彼女との出会いは大きかった…。


Baliは政治、経済はもちろん、文化、社会まで幅広くトピックを
押さえていて、アドバンスコースらしく、アメリカの現在(いま)を
様々な角度から採り上げくれます。だから、毎回、ほとんどが
オリジナルの教材で、僕たちは英語を学べるだけでなく、アメリカの文化を
学ぶことができます。


人間性も魅力的で、自分の持っているものは出し惜しみせずに、
全部与えてくれるのです。休んだりすると、オリジナル教材をメールで
送ってくれたこともありました。


生徒がするどんな質問にも懇切丁寧に、ポイントをついた回答をしてくれます。
ピントがズレている質問だって、何度も繰り返しされる同じ質問にだって、
誠実に、情熱を持って答えてくれる。感情的になったところを見たことがない。


本当に教えることが好きな先生なのだと思います。


僕は、彼女のクラスからヒントを得て、大学院のクロスカルチュラル
カウンセリングのプレゼンのトピックスを選びました。
その時、「良い記事があるわよ」と教えてくれたのも彼女です。


おかげで、タイムリーな記事を使い、Baliから借りたBVDとビデオを
交えての90分のプレゼンは、クラスで最も評価が高かった。
本当にBaliに感謝感謝…。


ちなみに、彼女のクラスの特徴は、月曜日にDVD鑑賞。
火曜日以降は、その映画が扱っているトピックスに関連した
社会問題の記事が配布される。


単語、文法、フレーズ、リーディング、スピーキング、
作文etcの学習が、各曜日ごとに体系的に配置される。


そのDVDだって、ただ鑑賞するだけじゃない。
使用されている単語やフレーズなどが体系的にまとめられた
ペーパーが前の週に配布されているので、僕たちは事前に
予習することができる。


今日の金曜日が僕の最後のクラス。


クラスの終わりに、リスニングのトレーニングでU2の曲を聴きました。
なぜなら、今週のDVDがハリソンフォードの“Patriot Games”。
アイルランドのテロリストグループIRA(The Irish Republican Army)と
イギリス、アイルランドの抱える問題を扱っていたから。


いくつか採り上げた彼らの曲のうちのひとつが…、


“I Still Haven't Found What I'm Looking For”


教材としての意味は、歌詞にたくさんのPresent Perfect
(現在完了時制)が出てくるからだったのですが、
それよりも、僕にはそのタイトルと歌詞が、印象に残りました。


僕のことを、いや、僕だけじゃないんだろうけど、世界中から
AAEに集まって、人生を意味を模索し続けている若者たちと
重なって…。


何だか、本業のCIISのFall Semester終了より、グッときました。


というわけで、


Thanks Bali, AAE and my friends from all over the world!!!
一生懸命学んで、夢をつかもうぜ。
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American Academy of English/AAE のご紹介

思えば、先のSpring Semesterは、自分の英語の腑甲斐なさに
愕然として、5月に英語学校のAAEの門を叩いたのでした。


結局、夏の3ヶ月間、秋の4ヶ月間、合計約7ヶ月間
お世話になりました。


というわけで、Golden Gate Av.に面した建物の入り口です。
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最初は、何だかみすぼらしい建物だなと思ったのですが、
中は思ったより広く、アットホームな雰囲気です。

そうそう、秋から玄関を入った正面にカフェができました。
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今、同じクラスで学んだタイ人のジェンと日本人のミヨコが
働いています。
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さて、右手にある階段を上って2階に上がると受付があります。
とても奇麗な京都出身のお姉さまがいるのですが、
私の写真の掲載はだめよ、と言われたので、
その部分は割愛致します。


さらに右に進むと、少し長い廊下があって、
すぐ左手には、教師の部屋が。
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この廊下の突き当りを左に折れて、その右手が僕の通う
教室です。

時期にもよるのですが、通常のクラスは10~20人ぐらい。
僕はいつも早く着きます。
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しばらくすると、2名が教室にやって来ました。
リラックス中のスイス人のニコラと、真面目に勉強中の日本人のコースケ。
こんなところにも文化の違いが…。
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さあ、もう5分も立たないうちに、気心知れた残りの仲間たちがやってきて、
熱いクラスの始まりです。

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英語でのrelationと日本語でのrelation

僕の通うAAE(英語学校)には、日本から英語を勉強しに来ている
生徒もいます。


僕は、彼ら・彼女らに話す時は、始めに
「英語で話していい?それとも日本語の方がいい?」と
確認してから話すようにしています。
まあ、大抵は、英語で話していますが。


先日、AAEの教室で、そのうちの一人とちょっと日本語で話すことが
ありました。彼は日本で高校の英語教師を3年間していました。
そして、いろいろ思うところがあって、サンフランシスコに
やってきたのでした。


日本語で話し出したとたん、彼の表情が(うぎっ!)っとなったような
感じがしました。次の瞬間に、僕も(うぎっ!)となりました。


いったい何が起こったのか。


彼は僕に敬語を使い始めたのです。
そう、実は彼の年齢は一回り以上、僕より年下なのです。


敬語を使う彼からは、それまでの凛とした対等の姿勢が消えました。
そして、敬語を使われた僕からは気さくで親密な雰囲気が消えました。


これまで彼とは「Hey,TJ. What's up?」見たいな感じで、
ずっとフランクに話していたのですが、日本語(の敬語)をきっかけに、
二人の間に、「社会人としての上下関係」が突如立ち現れてきた
感じだったのです。


(ううっ…。俺たち、なんてディープに日本文化に囚われているんだろう)


「なんか変だな。英語に戻そうぜ」
「うん、そうしましょう」


僕たちは、またフランクに会話を続けたのでした。


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サンフランシスコでの出会いと別れ

サンフランシスコはいい天気が続いています。
日は短くなり、だいぶ秋らしくなってきました。
遠くに臨む海は青く、坂道を吹いていく風が気持ちいいです。


さてさて、そのような素敵な天気にも関わらず、
僕は、荒波に揉まれながら、パドリングに勤しむ毎日です。
おかげさまで元気です。


さて、少し間が空いてしまったので、どこから書いたものかと…。


先月、英語学校で知り合って、キャンプにも何度も一緒に出かけて、
とても仲良くなったサーシャとアンナがドイツに帰国しました。


サーシャとアンナとは、彼らの帰国直前まで、
共に語り合いました。


お互いに、第二外国語の英語で、人生を語らう。
互いに不自由かというと…、必ずしもそうでもない。


お互いの言いたいことを察しよう、相手の使ったその言葉の奥にある
真の気持ちを汲み取ろう、そんな温かい空気がそこに流れる。


時に、ドイツワインを飲みながら…、
極上の時間なのでした。


お互いに遠くない未来の別れを前提としていたことが、逆に、
良い人間関係作りに必要な時間の密度を高めてくれていたような
気がしています。



ではまた!

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国際人

アメリカに来て、この半年間、大学院のほかに、
City college Alemany Campus、
City college Downtown Campus、
そして、American Academy of Englishと、
3つのESLに通いました。
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さて、突然ですが、果たして自分は、こちらで国際人として振舞えているのだろうか?



・・・・。



国際人とは何か。
別に新しくもない議論だろうけど、
個人的に、昔から関心があったんです。


この半年間の僕の感想は、
「日本人」というアイデンティティを取り去ったところに、
「国際人」という別のアイデンティティが取って替わることは
ないんだな、ということ。


昔は、なんだか、そういうアイデンティティがあるような気がしていました。


国際人とは、所詮は概念。頭でイメージしたもの。
その人が何年もかけて、自国の文化の中で蓄積してきたものとは
迫力が違う。


ダイバーシティの現場に出ると、それがよく分かる。
日本人であることを横に除けて、国際人として振舞おうとすると
自分の立脚点が定まらずに、存在が流れてしまう感じ。


実は周囲も、最初は○○人(僕の場合だと日本人)としての
あなたを期待しているし、また、そうとしての存在が場に活力を与えもする。


あるいは、人間的にできた人は、国や文化に関係なく
国際人と言えるのかもしれない。


そして、そういう人は、いる。


でも、その場合、その人は自分の○○人というアイデンティティの上に、
「国際人」という振る舞いを乗せている感じがします。


分子には万国共通の美徳を乗せて、
分母には明確な自国のアイデンティティを保持して、
しなやかに振舞うことのできる人。


そんな人を「国際人」とでもいうのかな。


だから、日本を知る、延いては自分を知ると同時に、
外に向けて幅広い教養を積むことが大事だと。


これまた新しくもない結論でした…。


ではまた!

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See you, Hyojung(ヒョジュン)

AAEには、世界中(せかいじゅう)から英語(えいご)を
学(まな)びに生徒(せいと)がやってきます。


ある生徒(せいと)は2週間(にしゅうかん)だけ。
ある生徒は3ヶ月間(さんかげつかん)。
ある生徒は1年間(いちねんかん)。
いろいろです。


毎月(まいつき)、何(なん)らかの一期一会(いちごいちえ)を
感(かん)じます。


このAAE、英語(えいご)を学(まな)ぶ以外(いがい)に、
僕(ぼく)には大学院以外(だいがくいん)に世界(せかい)を
広(ひろ)げ、仲間(なかま)をつくる貴重(きちょう)な
場所(ばしょ)になっています。


一緒(いっしょ)にYosemiteに行(い)ったドイツ人(どいつじん)のSaschaや
ブラジル人(ぶらじるじん)のHermanoもAAEの友人(ゆうじん)です。


そして、もう一人(ひとり)、とても仲良(なかよ)くなって、
いろいろ話(はな)すようになったのが、
才色兼備(さいしょくけんび)の韓国人(かんこくじん)、Hyojung。
Stanfordで大学院生(だいがくいんせい)をしている
ご主人(しゅじん)についてSan Franciscoにやってきました。


AAEで最(もっと)も英語(えいご)のできる女性(じょせい)です。
頭(あたま)はいいし、心(こころ)もきれい。


彼女(かのじょ)とは、歴史(れきし)・文化(ぶんか)の違(ちが)い、
人生(じんせい)、竹島問題(たけしまもんだい)まで、
いろいろ話(はな)しました。


おかげで、韓国(かんこく)がとても身近(みじか)な国(くに)に
なりました。


Neutralでいながら、自分(じぶん)の考(かんが)えを
しっかりと述(の)べる。


物事(ものごと)を多面的(ためんてき)に捉(とら)えて、
自分(じぶん)の考(かんが)えを相対化(そうたいか)できる。


相手(あいて)の立場(たちば)を常(つね)に理解(りかい)
しようと努(つと)める。


そういう姿勢(しせい)を彼女(かのじょ)から
学(なま)ばせてもらいました。


彼女(かのじょ)は、8月末(はちがつまつ)から
Missouri州立大学(しゅうりつだいがく)の
博士課程(はかせかてい)で学(まな)ぶため、
AAEは今日(きょう)で最後(さいご)でした。


高校生(こうこうせい)の時(とき)に日本語(にほんご)を
専攻(せんこう)していたということなので、漢字(かんじ)に
振(ふ)り仮名(がな)を振(ふ)ってみました。
Hyojung、読(よ)めるかな?


Missouri州立大学(しゅうりつだいがく)でも頑張(がんば)ってください!!!
応援(おうえん)しています!!!
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ホワイトエレファントパーティ

終わりが近付いているシティカレッジの英語のクラスです。
先週木曜日、打ち上げを兼ねて「ホワイトエレファントパーティ」が
ありました。


ホワイトエレファントとは、
誰の家にも無用の何か。お歳暮とか結婚式の引き出物とか、
以前は気に入っていたけど今はまったく使っていないとか、
ずっと昔にもらったお土産で処分に困っているとか…、
そういう今の自分に役に立っていない品物を表すイディオムです。


それを持ち寄って、みんなと交換するという軽食付きのパーティ。


生徒はそれぞれ、Julieが用意した包み紙につつんで
プレゼントを持ってきます。
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交換するものは本当に何でもいい。
結構、洒落ていると思いません?


Julie曰く、誰かにとってはガラクタでも、誰かにとっては宝もの。


当日は、お菓子やカセットテープ、Tシャツ、キーホルダー、
大根二本なんてのもありました。

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何をもらってもそれなりに面白いし、演出もいろいろ考えられるので、
何かのイベントで試してみる価値ありです。


みんな笑顔でした。
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City College Down Town Campus

大学院の夏休みは、二つのESLに通っています。
朝9:30から13:30までAmerican Academy of English。
夕方16:30から18:00までCity CollegeのESL。


City Collegeでは、英語を第二外国語とする人たちのために、
ノンクレッジトのクラスを無料で開講しているのです。


先の春セメスターは、同じCity CollegeのAlmenyキャンパスに
通っていましたが、この夏は、クラスの時間帯の関係で
DownTownキャンパスに通っています。
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クラスの生徒数は、ちょっと多くて、毎回30名ぐらい。



Almenyキャンパスではチャイニーズが圧倒的に多かったのですが、
このDownTownキャンパスでは、メキシコ、中南米、南米からの
ラティーノがマジョリティ。他にも、カンボジア、ボスニア、
カザフスタンなどからの生徒がいます。
日本人は、奇跡的に僕一人。


先生の名前はJulie。
よくしゃべって、皮肉を言うのが得意で、
とてもパワフルなコリアンアメリカンです。
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生徒からの質問に懇切丁寧に答えるのはAAEのバリと同じ。
そして、名前を覚えるのが二人とも圧倒的に早い。


Julieは、質問に対して、情感豊かに、いろいろなメタファーで
説明してくれるのでとても分かりやすいと人気です。


AAEとのバリとの違いは、Julieは生徒の好き嫌いが激しいこと。
皮肉上手なのと合わさって、それが魅力のひとつにもなっています。


夏のクラスは1か月間のみ。もうすぐ終わりです。
先週木曜日、授業が終わって、Julieが声をかけてくれました。


「ちょっと待って。あなた、毎回、とてもがんばっているから
素敵なプレゼントをあげるわ」


何かと思ったら、LONGMANの最新バージョンと旧バージョンの
英英辞書でした。


僕は、どうやら彼女の“お気に入り”だったみたいです。

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AAEでの休み時間 

日本人の生徒にも英語で話しかけている私です。


さて、11時から25分ほどある休み時間ですが、
AAE(American Academy of English)の場合は、男子生徒たちは
地下室にある卓球台&ビリヤード台ルームに直行です。


まあ、遊んでいるわけですが、そこでちょっとした会話や、
日常で仕入れてきたスラングを交換し合う、試す、そんな場になっています。
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女性の生徒たちは、教室に残っておしゃべりしています。

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さて、その休み時間。
クラスメートの韓国人のヒョジュンと話していたら、
彼女は高校時代に日本語を専攻していたことがわかり、
日本語と韓国語で発音が同じで、意味も同じものがあるという話になりました。


例えば、
・カバン(鞄)
・ムリョウ(無料)
・トショカン(図書館)
・ウンドウジョウ(運動場)


面白いところでは、
・ビミョウナサンカクカンケイ(微妙な三角関係)


なんて話で盛り上がっていたら、後ろで僕たちの会話を聞いていた
中国人のクラスメートが、日本語の「手紙」は、中国語では
トイレットペーパーの意味だと教えてくれました。


国際交流は楽しいです。


はい。

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AAEの先生/Bali K.Nelson

この先生がいるから、AAE(American Academy of English)いう
マイナー英語学校に来ることに決めたという生徒は多い。
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何歳ぐらいだろう。
教材は、すべてオリジナル。説明は簡潔明瞭。


生徒から、質問をどんどん求める。そして、ポイントをついて
すべて応える。休み時間中でも、メールで送っても、何でもウェルカム。


質問されてわからないことは、みんなに聞く。


関連トピックの横道に逸れる質問や意見が出ると、次に授業に
それに関連した記事を持ってきてくれる。


同じ質問や、一度説明したことについての質問でも
決していらついたりしない。そして、誰でも平等に扱う。


グループディスカッションの時間は生徒の輪に入って、本当に楽しそうに
意見交換をする。新しい情報をどんどん提供してくれる。
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先日、美術館ツアーの帰りに、彼女に聞いてみました。


○「どうしてオリジナルの教材を?」


 「学校からの指定教材を使うって、クリエイティブじゃないし、
 何よりも生徒たちが退屈してしまうの。いろいろ良い教材が
 無いか探しまわったんだけど、見つからなくて、自分で
 つくるようにしたの」


○「例えば、映画をベースにした教材をつくるのにどのぐらい時間を?」


 「それが一番時間がかかるわ。映画を観て、テープ起こしをして、
 言葉の意味を調べて、グルーピングをして、その映画のテーマに関する
 質問を考えて…。トータルで4日間ぐらいかな。いま忙しくて、なかなか
 その時間が取れないんだけどね」


○「教師に一番大切な要素は?」

 「教えることを楽しめることね。
 この仕事は決して給料がいいわけじゃないから。
 楽しめる人じゃないとだめ。それが一番ね」


「これが私の天職」と思って仕事をしている先生からは、周囲に、
プラスの影響を与えるオーラが出ている。それに触れることで、
生徒の学習のモチベーションも高まる。


ラッキー!
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