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僕のサンフランシスコファミリー

先週の土曜日、僕が参加する最後のTai-chiの集まりだった。


Pacific Instituteで僕のクライアントだったEMさんの息子Tengが
20年以上にもわたってDoroles Parkで続けているTai-chiのグループだ。
もう一人の息子、Markもずっと参加をしている。


以前、Tengが僕にこう話してくれたことがある。


「もちろんTai-chiはしっかりとやる。自分もしっかり教える。
でも、それだけじゃなくて、この場は、メンバーが何でも話すことができて、
別に何もしなくても良くて、ただ安心して居ることのできる集まり、
それをいつも目指しているんだ」


確かに、この集まりには、人種を超えて、いろいろな人が集まっている。


Tai-chiの後、Tengの家に行って、Tengの用意するコーヒーと、
皆が持ち寄ったお菓子や果物をつまみながら、侃侃諤諤、世相を語る。
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こう言う場は、自然にできるわけではない。


この場をつくるために、維持するために、さらに発展させるために、
Tengがまるで皆の母親のように、気を配り、世話を焼いている。


だから、オープンな集まりなのだけど…、誰でも参加できるわけじゃない。


僕たちが、朝、Tai-chiをしていると、それを見ていた人がしばしばTengに尋ねる。
いつやっているんだ?自分も仲間に入っていいのか?


僕は、はっきりと聞いたわけじゃないけれど、Tengはほとんどの場合、
やんわり断っているように見える。でも、時々、Tengは、新しい人を
オブザ―バーとして自ら呼んできたりもする。


だから、この集まりは、やんわりと開かれていながら、やんわりと閉じている。


その開閉のさじ加減を決めているのは、Tengだ。
凝集性とある程度の温度と湿度の保たれたコミュニティとは、
そういうものなのかもしれない。


僕は、Tai-chiメンバーも良く知っているEMさんのインターンだったこと、
彼女の息子であるTengとMarkが、僕を本当の家族のように思ってくれていることも
あって、いきなり、真ん中に入れてもらった。


日本に帰る前にだいたいの動きをマスターできるようにと、別の日程にわざわざ
特別にトレーニングもしてくれた。


Tai-chiの集まり。


それは、僕が、ここサンフランシスコで手に入れることのできた、
本当に貴重な、温かい繋がり、仲間たち、コミュニティだ。


その日の夜、僕は、Tengの家にディナーに招かれた。


実は、もう何度も何度も食事に招いてもらっていて、その度に、TengとMarkと
別れを惜しんできた。でも、これが本当に最後のディナーだ。


いつものメンバー、YaoYanも来た。
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EMさんの実子はMarkだけなのだけど、EMさんが息子と娘と呼んだ
TengとYaoYan。そして、最後に、僕。


僕のサンフランシスコファミリー。
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