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旧インターン仲間たちによる最後の送別会

僕は、今年のインターンと去年のインターンと、
期の違う2つのグループを経験している。


昨年のインターンの仲間たちによる送別会が、昨日の日曜日、
クリニカルディレクターだったAninの自宅で催された。


この集まりは、僕にとって特別だった。このメンバーとのお別れが済んで、
初めて僕のサンフランシスコ・デイズは終わりを告げることができるのだ、
と思っていた。


期の途中にも関わらず、特例として僕をインターンとして採用してくれたAnin。
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そして、途中から新しいメンバーを迎えることが自分たちが先の半年間に
作り上げてきたグループに与える影響を体験的にも学問的にも
知り尽くしているにもかかわらず、僕がインターンに加わることを
温かく迎えてくれてくれた僕の大好きな仲間たち。
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ここでの出会いによって、僕は、“アメリカ”という社会、あるいは、
“アメリカ人”の人間関係に、日本人として溶け込んでいく自信を与えてもらった、
と言えるかもしれない。


国が違えば、言語も文化も価値観も違う。人間関係の結び方も違えば、
コミュニケーションスタイル、感情表現の仕方も違う。


それでも、人間として触れ合うことが出来る同じ部分がある。


そこをお互いの起点として、その後の付き合いの中で、お互いの違いを理解していく。
硬い言葉でいえば、違いについて合意をつくっていく。


合意をつくっていくプロセスとは、その人の、文化的バックグランドも含めた
人間性をお互いが受け入れていくことである。
起点がしっかり結び合っていれば、それができる。
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僕は二日後にサンフランシスコを発つ。
だから、これがサンフランシスコでの最後のFarewell Party.


今この瞬間を感じよう。刻々と過ぎていく時間を噛みしめよう、
そう思っていたのだけど…、


感じようとする矢先に、あっという間に時間は過ぎ去ってしまった。
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パーティの途中、僕の知らない間に、皆は一人ひとり抜け出して、
別の部屋に行って、僕にメッセージを書いてくれていた。
最後に、僕はそれを手渡された。


僕は一人ひとりとハグをする。
みんな、目に、涙を浮かべてくれている。


サンフランシスコを離れる実感が、まだ良く持てていない僕以上に、
彼らの方が、僕との別れを深く感じてくれている…。


不思議な気持ちになった。


去る人間よりも、見送る人間の方が、「今この瞬間における、
その人がこの場にいる価値」というものを深く感じることが出来るからなのかもしれない。
だって、その場でこれからも生きていく人たちだから。


Aninが言った。


「皆がどれだけあなたを大好きだったか、愛していたか、そして、あなたがどれだけ
大きなものを私たちに残してくれたか…。TJ、本当にありがとう。」


僕たちは、再会を約束した。


East BayにあるAninの家からは、Mollieがサンフランシスコまで車で僕を送ってくれた。
Bay Bridgeを走っているときに、窓から見えるダウンタウンの大きな夜景を見ていたら、
その日、はじめて目頭が熱くなってきた。


夜10時に家に着いた。


僕たちは車を降りると、もう一度、ハグをした。
長い長いハグをした。


Mollieの目には、やはり涙が浮かんでいた。


僕たちは、もう一度、再会を誓い合った。

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コメント

こんばんは!
先日はお世話になりました。ありがとうございました。

皆さんに見送られて・・・サンフランシスコ・デイズ第一章は幕を閉じるところですね。

第二章お待ちしています!!

投稿: みや | 2011年2月 1日 (火) 15時07分

みやさん、荷物、無事に届きました。その節はお世話になりました。

立ち話でしたが、アメリカで生きるお二人の姿に感じることが多々ありました。

またお目にかかれること、そして、その時は、ゆっくりお話しできることをを心から楽しみにしています。

投稿: TJ | 2011年3月 8日 (火) 17時52分

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