“Human Pace”なMUNI
もう違和感も何もなくなったけど、
サンフランシスコのMUNI(バス&メトロ)は、決してHigh Paceではなく、
かと言ってLow Paceというわけでもなく、日本と違ってPunctualでは絶対になく…。
そう、何と言うか、イイ感じに“Human Pace”です。
最近は、坂の向こうから登ってくるMUNIから、えっちらおっちらと、
声が聞こえるようになってきたような気がする(な、わけないか…)。
Lラインと、
Jライン
。
働く人もHuman Pace。
昨日のWest Portal Stationで、こんなことがあった。
というよりも実によくある。
MUNIがしばらく動かない。運転手が交代するらしい。
やや遅れてきた交代の運転手、手にWalgreens(ドラッグスストア)の
袋を抱えている。そして、満面の笑顔で、
「いやあ、買い物に時間がかかっちまったよ」
そして、40秒ほど同僚と談笑をしてから、運転をしだす。
買い物袋をドサッと運転室において。
生活が職場に入り込んでいる。
こういうの、日本ではあまり見なくなった光景かもしれない。
妙に新鮮だったので、運転室に置かれたWalgreensの袋の証拠写真。
ちなみに、MUNIが遅れることはしょうっちゅうだ。
理由はいろいろだ。ドアが突然閉まらなくなって、ストップしたり。
壊れて開かないドアがそのままになって、
「Out of service」と手書きの張り紙がしてあって、
そのまま運転されていたりもする。
これはMUNIがサロンパスをして仕事をしている感じかな。
(痛てて、痛てて…って感じで)
本当にHumanな感じなのだ。
話変わって、最近のHot Topicsから。
Lラインのとても太った黒人の運転手。
その人が、MUNIの車内放送を全部、広東語で話す。それも得意そうに。
このエリアはチャイニーズが多いのです。
彼が放送をしだすと、周りの中国系アメリカ人が「あれっ、今日は変だな」と
お互いの顔を見回す。ただ、続く、英語の放送がない。
というわけで、それ以外の僕たちは、何を放送しているのか
わからない。
もしかして、過剰サービスではないのか?!
といっても、なんにも車内放送をしない運転手もいるから、
その辺は、各自の自由らしい。Human Paceだ。
こんなこともあった。
Churchと30thにある教室に行くためにJラインに乗った時。
むっ、何かが動いたぞ!と思ったら、でっかい犬だった。
別に、盲導犬というわけでもない。
飼い主に連れられてただMUNIをご利用しているのだ。
別の日。
僕がいつも利用しているLラインの終点は、San Francisco Zoo(動物園)。
先日、乗り込むと、車両の後方で何やらバタバタ音がする。
運転手に声をかけられた。
「おう、兄ちゃん、中に鳩がいっぱい入っちゃってさ。
まあ気にしないでくれ。終点はZooだから、そこで降ろせば
ちょうどいいだろ。ガハハ」
鳩が、僕の脇の通路を、前に飛んで行き、後ろに飛んで行き、を繰り返す。
5羽ほど…。
というわけで、サンフランシスコのMUNIは、Animal味にも溢れているのでした。
補足)
MUNIは、Lineにもよるのですが、日本と比べたら、スリとか、
ドラッグ・アルコール中毒らしき人とか、安全面はいろいろです。
そういう意味では“Human Base(?)”、と言えるのかもしれません。
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